働いていた職場を悪く言わない

看護師は人の命を救うためになくてはならない職業だと言えますが、女性が多い職場であるため、人間関係がぎくしゃくすることも多いでしょう。一度人間関係がこじれてしまうと、感情のぶつかり合いになってしまい上手くいかなくなるケースが多いです。
看護師は1日のほとんどを病院という密閉された空間で過ごすことになるため、人間関係が良くないとストレスに感じやすいものです。そのため、人間関係の悪化を理由に、より働きやすい職場を探して転職する人は大勢います。

人間関係を理由に転職活動をする場合、面接の際に絶対に元の職場について悪く言わないことが大事です。
その理由は、かつての職場と転職を希望する職場同士がつながっているケースも珍しくないためです。昔の職場を面接時に悪く言うことで、面接担当者が事実確認をするおそれがあります。
さらに、せっかく採用したとしても、職場の人間関係を理由にすぐに辞めてしまうかもしれないという危惧を面接担当者に抱かせる可能性もあります。

そのため、転職を成功させたいのなら、退職理由として人間関係が悪かったと素直に伝えるべきではありません。
退職理由を聞かれた際は、「周囲とより協力できる環境で患者の看護に取り組みたい」「チームワークを活かした働き方をしたい」というように、オブラートに包んだ表現で伝えることが大切です。そうすれば担当者への心証も良く、採用される可能性が高いと言えます。